業績の概況

激化するグローバル競争のもと
管理・営業体制の強化に取り組みました。

2019年9月期の概況

医薬品・医療機器開発にかかるアウトソーシング市場は、製薬会社・医療機器メーカーの開発期間短縮やコスト抑制、新薬開発推進の課題に応えるべく需要が高まる一方、開発拠点のグローバル化や国際共同治験の進展に伴いグローバルCROとの競争が激化しています。
このような環境のもと、当社グループは、国内では業務効率維持と品質向上の両立を図るため、組織・案件管理の強化に取り組み、海外ではグローバル製薬会社への営業強化と管理機能の集約によるコスト削減に努めました。
しかし、大型案件の失注、試験の中止や遅延などが影響し、当期の連結業績は売上高69,009百万円(前期比4.9%増)、営業利益6,279百万円(同12.7%減)、経常利益6,271百万円(同15.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3,633百万円(同17.2%減)となりました。

売上高

営業利益

親会社株主に帰属する当期純利益

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セグメント別概況

国内事業概況

CRO事業では、大型案件の失注、案件の小型化等の影響があった一方で、ACメディカルの買収効果もあり増収となりました。利益面ではモニタリングの稼働率低下が響き、減益となりました。
SMO事業では、提案型営業が奏功し過去最高の新規受注件数を獲得することができました。社内体制の合理化と地域ごとのリソース最適化による生産性向上もあり、増収増益を確保しています。
CSO事業では、MR派遣の需要低下が一段落したほか、メディカルコンタクトセンター事業などが順調に拡大。ACメディカルの買収も寄与し2桁の大幅増収増益となりました。

売上高

営業利益

海外事業概況

Global Research事業では、アジア・パシフィック地域での事業基盤を整備しつつ新規案件獲得に注力しているものの、グローバルCROとの競争激化により売上高・利益とも計画を下回りました。営業基盤の強化を図るとともに、品質管理体制の強化、中国CRO事業における業績の安定化を目指し体制整備を進めています。
益新事業では、医薬品製造販売事業が好調に推移し、収益拡大に寄与しました。また、製品ポートフォリオを整備し高採算製品に経営資源を集中した結果、前期比で3倍強の大幅増益を達成しています。

売上高

営業利益

株主還元について

当社は利益配分について、将来の事業展開と収益力向上に向け企業体質の強化に必要な内部留保を確保しつつ、株主の皆様への利益還元を継続的に充実させていくことを基本方針とし、連結配当性向30%を目標に実施しています。
上記に則り、当期の期末配当金は、1株当たり15円としました。中間配当13円と合わせた年間配当金は28円です。

株主還元グラフ

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2020年9月期の見通し

当社グループは、中長期的かつグループ横断的な視点で付加価値創出に向け先行投資を進めるとともに、人事構造改革、マネジメント人材の育成に取り組み、一層の事業成長を目指します。2020年9月期の業績は売上高72,500百万円、営業利益6,170百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,540百万円を計画しています。

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